先月から訪問お灸ご依頼の80代女性患者さん
主訴 右臀部~大腿部~下腿部の痛みのため歩行困難
便宜上は坐骨神経痛であるが、ご依頼を頂いた以上は最善を尽くす責務が
あるので 自分なりの見立てを立てるのは当然のことです。
既往歴 左体幹上部の手術 両膝人工関節置換術
膝は人工関節が入っているので膝の痛みは無い
施術 ローラーにて背骨に負担がかかっている部位を探す
当院開発のチタン製ローラーを椎骨に沿ってあてていくと
負担がかかっている椎骨は硬い感触が伝わるので判断している
椎骨の椎間に取穴し新実践灸法による施灸。
当該患者さんは胸椎上部に負担がかかっている形跡があるので
取穴は上部胸椎椎間を中心に取穴施灸
当院の推察 左体幹上部の手術による浅層ファシアの歪みで
上部胸椎に負荷がかかり、脊柱を介して対角線上の
右臀部から下腿部の浅層ファシアの痛みになっていると考えます。
先に出ていた膝の痛みと 現在の痛みの根の部分は同じと考えます。
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