膝痛(変形性膝関節症)とは
変形性膝関節症は、関節軟骨の減少や関節の変性が進行し膝関節に炎症が生じる病気です。
関節軟骨は衝撃を吸収したり、滑らかに動かしたりする働きがありますが、加齢や過度の関節への負荷、けがなどによって軟骨の減少を引き起こし、膝の痛みや運動制限を引き起こすことがあります。
この病気は年齢とともに進行しやすく、主に中高年に多くみられます。
膝痛(変形性膝関節症)の痛みの本当の原因
「膝痛であれば膝軟骨が擦れて痛みが出現する」と言うような様な考え方には実は矛盾があります。
膝の痛みの場合、膝軟骨が擦れて痛いと言われていますが膝軟骨に神経はないので膝軟骨が擦れて痛い事はありません。
ただし、軟骨には神経が無くても軟骨の下の骨膜には神経線維があるので、削り取られた軟骨のかけらや、変形した関節が骨膜に刺激が及べば激痛が起こります。
当院が得意とする膝痛(変形性膝関節症)の専門治療
変形性膝関節症は治療せずに放置すると、軽度、中等度、重度と症状が変化していき、最終的には歩行困難などになり日常生活に支障が出ます。
当院の治療は、変形性膝関節症の初期から中期くらいまでの症状であれば、非常に再現性が有ります。
特に慢性関節リウマチの既往(病歴)があれば進行が早い傾向にあることも分かっていますので、そのようなかたは当院での治療をおすすめしています。
お問い合わせだけでも結構ですので、一度ご相談ください。
お役に立てる可能性が高いと思います。
当院では、ファシアの歪みが膝関節に影響を及ぼすと考えており、ファシアの歪みによって膝関節が圧迫されることで軟骨が擦れやすい環境になり、変形性膝関節症が進行していくと断定しています。
ファシアについては、こちらの記事をご覧になってみてください。↓
ファシアの影響は一気にでないのでじわじわとボディーブローの様に影響を及ぼし、徐々に進行していきます。
その進行が進む前に少しでも早く変形性膝関節症をどう止めるるか?が一番のポイントとなり、当院のお灸はこのを進行を止めることを目的としています。
当院のお灸で人工関節置換術を回避できる可能性があります
変形性膝関節症の診断は整形外科医の判断によりますので、軟骨が残っていても変形性膝関節症と診断を受ける場合もありますが、軟骨が擦り減ってしまい骨膜に刺激が入るようになると激痛ですので人工関節置換術を行うしか改善が見込めません。
当院のお灸は、そうなる前に予防も含め、進行を止めることを目的としています。
変形性膝関節症は、年間約7万人が人工関節置換術を受けており、順番待ちを含めれば数10万人の予備群がおられますが、これだけ医療が進歩しても変形性膝関節症を食い止めることができていないのが現状です。
人工関節置換術が進歩しても患者さんは不安ですし、人によっては、やらなければ良かったという事も耳にします。
高齢になればなるほど、手術のリスクが大きくなり、不安も大きくなります。
そんな方々を数多く見てきた院長が、「お灸で人工関節置換術が回避出来たらこんな素晴らしいことはない」という思いから、日々検証をかさねており、今までに多くの結果を残しています。
実際に曲がらなかった膝が曲がるようになったという事例も存在します。
進行度によって難しい場合もありますので、必ずとは言えませんが実際に人工関節置換術が回避できた症例もありますので、是非ご相談ください。
変形性膝関節症専門治療の症例
当院の専門治療で実際に、変形性膝関節症が改善した症例をご紹介します。
70代女性
かなり重度の変形性膝関節症の患者様です。リハビリでの改善が見込めず手術も視野に入っている状態で当院に来院。
週1回合計13回の施術で痛みなく畑仕事ができるまで回復、初診時は杖をつき歩くのがやっとの状態でしたが、現在は杖もなく歩いています。
60代男性
変形が進行している様な膝痛ではなく、日常生活で動いた時痛みを感じるというレベルの非常に複雑な膝痛の患者様で、整形外科泣かせな難しい症状です。
詳しいヒアリングを行ったところ、ご本人は、定年退職後、体に異変が生じるようになり、現在は体全体が硬くなったように感ずるとのことでした。
不調は男性ホルモンが関係あると考え、検査後に効果的なツボを中心に丹念にお灸を行いました。
結果、2週間の間隔で当院のお灸を3回施術したところで、体が軽くなり膝も楽になったとのことです。
お灸は継続する事で、本来の効果が出てきますので、今後も通院していただき経過を観察していく必要がありますが、効果はしっかり感じていただけたかと思います。
80代女性
5年前から左膝痛で歩くのも座るのも痛い状態でしたが、月に2回の施術を行ったところ、1年間で痛みがなくなり、現在は月に一度メンテナンスにみえています。
80代女性
両膝とも変形性膝関節症の患者様です。
右膝は人工関節置換術を受けていて現在は安定していますが、左膝が変形性膝関節症で検査をしてみると可動域制限がありかばって歩いている状態でしたので、メタルリリースとお灸を行いました。
施術後に患者さん背臥位にて脱力して頂き、SLR検査と股関節、膝関節の屈曲して停止する際にガチンとロックされるように止まるのか余裕がある様に柔らかく止まるのかをみるエンドフィールを行ったところ、施術前後の比較で膝関節症の可動域改善が見られ、屈曲角度が増しました。
施術料金
健康保険適応の場合は医師の同意が必要ですが、自分で通院できるレベルの症状では同意して頂ける可能性が低く、自費治療となることが多いです。
ただし、訪問鍼灸の適応とみとめられるような高齢者や介護を受けなければ日常生活動(ADL)が困難なかたは保険適応になる場合がありますので、一度ご連絡ください。
保険適応価格 ⇒ 健康保険が使える施術
完全予約制のため、必ず事前予約をお願いします。
施術内容 |
時間 |
料金 |
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お灸+推拿+メタルリリ―ス+臍温灸 | 60分 | 4,000円(税込) |
※変形性膝関節症専門治療での無料体験は行っておりません。
※日曜、祝日は定休日です。
※訪問の場合は訪問料金別途。