交通事故の後遺症

交通事故のように突発的な外力が加わると、頭部が急激に振られます。

このとき、頭部を支える僧帽筋や胸鎖乳突筋が急激に伸張されます。

筋や腱の骨への付着部には「筋紡錘」および「腱紡錘」という感覚受容器があり、急な伸張を検知すると脳に異常信号を送ります。

脳はその情報をもとに、関節や周囲の組織を保護するため筋肉を反射的に収縮させます。

そのため、筋肉は非常に強く緊張し、硬直状態となり体のどこかに後遺症が残る場合があります。

交通事故後遺症の症例

松本市 KY様

50代女性

交通事故による頭部外傷後、後遺症に苦しんでいた50代女性の症例です。

受傷時、地面への衝突により頭蓋骨骨折およびくも膜下出血を発症。

その後、首や肩の不調、頸部の可動制限、頭痛、めまいといった症状が長期間続いていました。

今回は紹介により当院でのお灸療法を開始。

頭部を強打したことにより、僧帽筋および胸鎖乳突筋に強い負荷が加わっていたと推測できましたので、これらの筋の過緊張を緩和するよう丁寧にお灸を行いました。

急激な改善ではなかったものの、3か月、6か月と継続する中で症状が徐々に軽快し、気づけば不快な症状が消失していたとのことです。

現在も、再発予防と体調維持の目的で、お灸を継続されています。

施術料金

完全予約制のため、必ず事前予約をお願いします。

施術内容
時間
料金
お灸コース 60分 4,000円(税込)

※日曜、祝日は定休日です。

※訪問の場合は訪問料金別途。